2013/01/18

遭難事故

山に登るものとしては、どうしても見てしまう遭難事故のニュース。

荒島岳という、今年には登ろうと思ってる山でも起きた。福井県だから、雪山の状態で大変だったんだろうけど、登った人は冬山の装備はしていたらしい。
ただ、登り始めた頃既に雪で、この辺の判断の甘さが言われるかもしれないね。

雪が吹雪いていて、視界が限られた中では、やっぱりコンパスを頼りに歩かなければいけないなって思った。
去年講習を受けたんだけど、すごいよコンパス。使い方を間違えなかったら、武器になる。もう一度、復習を兼ねて百年公園のオリエンテーリングコースを歩いてこようかな。

アルプスのような、整備された道でも救助要請の大半が道迷いだとか。

身近でこんなことがあった。
会社の子がアベックで美濃の天王山に登ったのよ。
倉木林道からのAコースからあがりDコースを下りる予定でね。

多少時間がかかったにしろ、無事山頂について昼食をとって下山。ここまでは間違いない。でも、彼が下山ルートを間違ったようで、まったく違う道を下りて行ったんだと。途中で僕が教えた道と違ってるとは思ったようだけど。
で、彼女はそのコースを私と泣きながら下りてきてるんだけど、全く気付かなかったと言うか、おかしいなとは思いながら下りたそうで。
そうして、大矢田神社に下りて間違ったことに初めて気付いたんだと。

彼はその神社すら知らないから困ってしまって、登り返して車をとって迎えに来ると下りてきた道を戻っていって。彼女はその時点で私に電話してきた、どうしたらいいって。

私としても、そのコースを紹介した責任もあるから心配になって、迎えに行く事にした。
神社には彼女が一人待ってたけど、彼はもうすぐ下りてくるって言うからしばらく待ってると無事下りてきてくれた。
そんな二人を林道の駐車場まで送り届けて無事に戻れたんだけど。

でもやっぱり、どっちも山のルートを調べておくべきだったね。
これが雪山だったら、アルプスだったら、間違いなく新聞沙汰になってるもんな。

で考えた。
コンパスを使った読図を教えておかないといけないなってね。

彼はそれでも山には登ると言うけど、彼女は懲りたのか山には登らないと言う。
まぁ、トレーニングコースの金華山で我慢していれば間違いは起きないけど、一人で登るなんて言ったら、心配でたまらないね。

まぁとにかく、山は自然の一部なんだけど、機嫌を損ねたら危険だからね。
何事も自己責任だよね。
そう思うわ。



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