2011/08/21

泰澄大師

こう雨だと、何もできないな。
梅雨のような天気。

昨日の説明文にも出てきてるけど、割と耳にする泰澄大師。
越前の出生の僧侶。
7世紀の人物だから、密教なんだろうけど、こんな田舎に住みながら都にまでその名声が伝わるような人物だったようね。
身近なところでは、岐阜と福井の県境にある白山を開山した人物だとか。
そうそう、大日ヶ岳も彼が開山してるよね。
夢で大日如来がでてきたとかで、山頂には大日如来が祀られてるとか。来月には登ってみようと思ってるんだ。
日本古来の神道と密教が融合してる時代だったのかな。この後から白山信仰が盛んになってきて、この郡上界隈も修験者が行き来したんだろう。うちの近くの須原神社もそんな頃に栄えた神社だし、白山の麓の長滝神社もそんな関係じゃなかったかしら。
そんな人が、昨日の六角堂(は室町時代の建造なんだけど)に関わってるなんて、その現れだし。

こういう山岳信仰と言うか自然と融合した考え方がこの時代から盛んになっていって、それをもっと盛んにしたのが空海ってことになるかな。

山名を見てると、釈迦ヶ岳とか大日山とか各地にあるけど、みんなそんな修験道の山だったのかも知れない。

そうそう、高賀山、瓢ヶ岳も白山信仰の流れの信仰の山になるよね。
先日終えられた高賀六社巡りなんてのも、結局はそういうことだから。
宗教と自然とは切り離せないってことだ、きっと。

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