2013/03/04

雪上訓練Part2-2

雪にもめげず登ります。
全員カンジキ、スノーシューはばっちり装備してますから安全です。


先頭は、こういう樹林帯を選んで登ります。この辺りはまだまだ心配ない地点なんですけど。

そこから見える風景は、どこもこんな感じでね。


尾根の東側は切れてるんだけど、雪庇が発達しています。

そして、登る事2時間弱。最初の目的に水後山山頂に着きました。


そこから見える目指す鎌ヶ峰は、そりゃ美しかったですよ。
でも、どうルートを考えても厳しい上りが待っているなと、ここで覚悟を決めました。

そこを後にして進むものの、ここから先は雪庇の銀座と言う感じで。
中には、すでに雪庇が崩れかけてるところもありましたし。


その先には、雪庇の西にクラックのあとが見られます。
先頭を行く人達が、ここにクラック(クレバスかな?)があるからと教えてくれますが、私は見事にそこに左足を踏み抜きましたよ。
カンジキはいてるので、どうしても抜けなくて仲間に助けてもらいました。
その後がこれ。



考えたらこのクラックの東側に身体があるわけで、もがいてもし雪庇が落ちたら、私は運命共同体だったんだと…。
そしたら今ごろ、私の名が新聞に載っていて大騒ぎになっていたのかも。

と考えると、今考えても恐ろしいですね。
確かに、このあたりを歩いている時に、パシっという音がして驚いたんです。
あれはきっと、雪庇の芯になる氷が割れた音だろうと思ってます。
それが、自分の1m横で聞こえたんですから、まさに薄氷を踏む思いで歩いていたってことになるよね。

私以外にもクラックを踏み抜いた人はいたようで。
そのくらい雪庇の機嫌が悪かったですよ。


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