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2013/03/07

雪上訓練Part2-5

そんな事件が起きた山行だったんだけど、木々は芽吹こうとしてる。


枝先のかすかな膨らみ。
そう、だれかさんのお腹よりしっかりと命をもって芽吹いてる。
いくつになっても膨らまないオッパイを大事にしてる人より間違いなくね。
綺麗に撮れなかったけど、確実だね。

そして、アクシデントを乗り越えて下山して、朝のゴンドラ降り場わきでの滑落訓練。
女性陣が取り組んでたよ。


彼女なんて完璧だね。
アイゼン履いてる足を上に向けてるから。
と言うのは、こうやって滑ってる時に足を下向けると、アイゼンの爪が引っかかって、最悪足が明後日を向く事になるのよ。
ピッケルは脇を通して、そのピックを雪面に刺して止める。

ね、OTSURUさんが心配してくれてるけど、こうやって正しい知識を得るために登ってるんだから安心してね。
でもね、一番大切なのは、雪上で転ばない事、それに限るね。
だからさ、アメリカでは、こんな滑落時の止めるピッケル操作なんて教えないんだって。
その前に、滑るなってことらしいわ(笑)。

2013/03/06

雪上訓練Part2-4

リーダーさんの的確な判断で、鎌ヶ峰前衛峰で昼食として、我々はアイゼンに履き替えて下山に入ります。

登る時にもクラックの趾は確認してたから、それを避けてあえて傾斜のきつい樹林帯を戻ります。12人が軽快に下りていってたんだけど、大岩をエスケープする手前で事件が起きました。
12人だから、どう見積もっても600キロは雪庇の重しになって。
そして、その時が…。
突然パシって音がして、地震のようなゴゴと言う音とともに地面が揺れました。
そして、雪庇が一端割れて下ってクラックが広がります。
そこに、私の二人前の女性の足がそこを踏み抜きます。雪庇は一度は下に下ったんだけど、再び上に戻ってきます。そして、彼女の足はそこに挟まれてしまいました。
そして慌ててその後ろの人が彼女の足のあたりを掘ります。しかし、アイゼンを履いているためなかなかとれるものではありません。
挟まれてはいるものの、足は大丈夫そうで次を歩いてた人が掘ります。
そして、何とか足は抜けて皆ほっと一息です。
えっと、子供の映画なんかの地震のシーンでね、地面場ぱっくり割れて挟まれるってシーンがあるけど、ちょうどそんな感じでね。
実に不思議な体験でしたよ。


雪面のヒビがわかるかな?

雪上訓練Part2-3

水後山から先は尾根も細くて、雪庇が発達してた。
そしてクラックの後も沢山見られるし。
そして滑りながらなんとか皆が着いたのが、鎌ヶ峰前衛峰。
時間は11時。
その先はもっと痩せ尾根だし、気温が上がってきてるから危ないって事で、リーダーの的確な判断でここでこの日はストップとした。そして、皆昼食として。
いつもならストーブを使って食事になるんだけどそれは出来なくて、オニギリをほお張るだけの簡単な物でね。
翌週登る野伏を見ながら話を聞きながらで。
こういう時の座り方も教えてもらってね。

そして30分くらいして戻る事になった。
帰りは下りが多いから皆アイゼンに履き替えて、この日は吹雪いてないからトレースはしっかり残ってるしで、それを踏みながら下りていきました。
しかし、雪がしっかり締まってるから、軽快に下りれたんだよね。
本当に雪山楽し!って感じで。

2013/03/04

雪上訓練Part2-2

雪にもめげず登ります。
全員カンジキ、スノーシューはばっちり装備してますから安全です。


先頭は、こういう樹林帯を選んで登ります。この辺りはまだまだ心配ない地点なんですけど。

そこから見える風景は、どこもこんな感じでね。


尾根の東側は切れてるんだけど、雪庇が発達しています。

そして、登る事2時間弱。最初の目的に水後山山頂に着きました。


そこから見える目指す鎌ヶ峰は、そりゃ美しかったですよ。
でも、どうルートを考えても厳しい上りが待っているなと、ここで覚悟を決めました。

そこを後にして進むものの、ここから先は雪庇の銀座と言う感じで。
中には、すでに雪庇が崩れかけてるところもありましたし。


その先には、雪庇の西にクラックのあとが見られます。
先頭を行く人達が、ここにクラック(クレバスかな?)があるからと教えてくれますが、私は見事にそこに左足を踏み抜きましたよ。
カンジキはいてるので、どうしても抜けなくて仲間に助けてもらいました。
その後がこれ。



考えたらこのクラックの東側に身体があるわけで、もがいてもし雪庇が落ちたら、私は運命共同体だったんだと…。
そしたら今ごろ、私の名が新聞に載っていて大騒ぎになっていたのかも。

と考えると、今考えても恐ろしいですね。
確かに、このあたりを歩いている時に、パシっという音がして驚いたんです。
あれはきっと、雪庇の芯になる氷が割れた音だろうと思ってます。
それが、自分の1m横で聞こえたんですから、まさに薄氷を踏む思いで歩いていたってことになるよね。

私以外にもクラックを踏み抜いた人はいたようで。
そのくらい雪庇の機嫌が悪かったですよ。


2013/03/03

雪上訓練Part2-1

今日も先週に続いて雪上訓練に。
そりゃ実りある一日でしたよ。
斜面を登り切れなくて滑落(なんて大げさでなく、滑って止まれなかっただけなんだけど)あり、一番は、もう二度と出あう事のないハプニングありで、楽しかったし。
まずはこの風景を。


これ、北アルプスでもなんでもなくて、郡上の最北端の風景なんだよ。
実に美しかったね。
同じ市内?に、こんな風景があるなんて、知らないってことは損だね。

そして、


この雪紋と雪庇の美しさ。
自然がおりなす造形美なんだけど、この雪庇がくせ者でね。
知らないで乗ると折れてそのまま雪崩になって、乗った人は一緒に地の果てまで落ちるしかない。そんな危険な輩よ。
それがイタズラするとは、この朝の時点では誰も想像してなかったんだよね。