前平までは昨日の通りで。
展望台を少し外れた所で座り込んで水分補給をしながらメールしてた。
展望台にいる面々が降りて行かれるようだったから、この先どこへ行くのか聞いてみた。
松鞍山へ行けるのかどうかわからなかったけど、彼らが降りたあとに付いていってみた。
迷っても降り付く先は想像出来たから。
ピークからは、意外に急な坂で、階段が付けられてるから降りられるようなもんで。
降りた最下点にこんな案内板があった。
左(上松森)へ行けば松森の市営団地。
私と一刀斎さんのバンド仲間が住む公団の正面へ降りるはず。
下松森は私が車を止めた近くの道路へ出るはず。
これでもう迷うことないから、迷わず松鞍神社参道へ上がっていった。
これがまた、意外な急登で。
途中の坂には、お節介にも登坂用のロープが張られてて。
それはそれで助かるんだけど、山へ登るって嗜好からはちょっと外れると思いながらつかまって上がっていくと、
こんな岩にしめ縄が飾られていた。
うしろにある案内板を見るところによると、これは比丘尼(ビクニ)岩と言われるそうで、本来松鞍山は女人禁制の山だということを示しているとか。
ここに書かれてる文章が読めるかな?
読めない人のために、書きだしてみるわ。
「むかし、行脚の尼僧が、この山に登り修業をしようとした。里人が、この山は女人禁制の山にて、氏子であっても成年婦女子の登山は禁止されていると止めた。しかし、尼僧は、たとえ女人禁制の山であっても私は、俗界の者とは違って修業した身であるから心配はないと登山を始めた。
ところが、境内地に一歩入ると穏やかであった天候も一瞬にして、雷電鳴り響き、大雨降り、山も崩れ、尼僧身動き出来ず、勇気も尽きてこの岩に腰かけ、そのまま岩に付着して死す」と今の世に受け伝えられている比丘尼岩が、この岩である。
注 この山は神聖なる山で、むかし女人は、幼年の内に登山社参し、先年婦女子は一切登山出来ませんでした。
しかし、近年に至っては成年婦女子も登山するようになったが、この岩には触れてはいけない。
と、この神社の宮司さんの名で記されている。
後で(明日かな)出るけど、白山信仰に繋がってるんかなって思ったわ。
この岩の前を通り過ぎると、頂上はすぐ。
そう思ってこんなところを登っていくと、頂上へ到達できた。
そして、頂上には文字通り神社があって、そして、よくHPを参考にさせてもらってる『のぼろう隊』がかけられた山名の札が桧にかけられていた。
標高316m。
山としてはたいしたことないけど、神社の参拝としては大変やなと、他人事ながら思ってしまったわ。
続く…
0 件のコメント:
コメントを投稿