2010/12/28

桂昌寺

星宮神社を後にして向かった先はここ。
うちの、わが家の菩提寺なんだわ。
目的は、後で登場するけど。

しかし、数年前に新築された本堂をみる度に、いくら寄付したんだっけって思ってしまう。
下手なリッターカーくらい帰る金額だったなと。















ここの鐘つき堂。















見てわかるように、天上絵が掲げられてる。
これはお寺の地元の日本画家、小森松渓による絵だそうで。
大正時代の京都の画壇で活躍してたんだと。
実は、うちにも1対のふすま絵がある。と言っても大きな物でなく、床の間の天間のふすまだからしれてるんだけど。扱いが悪かったからネズミにかじられてたんだけど(笑)。
今は私の寝室の床の間にたててあって、地元で松渓展があったときに貸し出してるから間違いないはず。














これを真似して、本堂にも天上絵がはめ込んである。
こっちは岐阜在住の二科展なんかの入選者の絵だから、そうたいしたことないけどね。

うちの自慢してるんじゃないんだけど、この鐘つき堂の柱の根元には、















わかるかな?
瀧口桂之まで読めるかな?
瀧口桂之助って、僕のひい爺さんなんだわ。
それだけこのお寺に古くから関わってるってことなんだけど。

そして、もったいぶるほどでもないんだけど、撮りに来た写真は、















寒牡丹。
一刀斎さんも来てくれたことあるから知ってるように、このお寺は春の連休頃に2,000株の牡丹が咲き乱れる牡丹寺として名が通っている。
寒牡丹は十数株あるんだけど、こうやってコモ掛けされた風情のあるのは少ない。そして、ちょっと時期を逸してるから盛りが過ぎている。
コモ掛けされていないのなら、少しは元気なのがあった。















ま、春に普通の牡丹を見に寄ってやって下さいな。
その頃には、ウチの庭にも数株の牡丹がキレイに咲いてるけどね。


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