2014/05/19

簗谷山 2

もう尾根コースだから、登るしかないね。

こんな中を、ひたすら前を見て登ったよ、これが間違いだったんだけど。
いつもなら、足下の花に注意しながら登るけど、花がないから前ばかり見てた。そのくらい辛い登りだったってことだけど。
トラバース道を登って尾根道に入って、ピークを越えたのか下り始めて。
こういうとこって、いつも嫌になるんだよ。せっかく登ったのにって。
下り始めるとせせらぎの音がします。でも、眼下のコルには水は流れてないし。不思議だなって思ってると着きましたよ、小鹿の涙って言われる滝に。



あれ?おかしいなって思った。というのはお目当てのクマガイソウはこの手前に群生してるはず。
登山口で話をした福井からこれを見に来た青年も、おかしいってことで、戻っていったけど。
私はそんな元気もないから一休みして再び登り始めたよ。
この小鹿の涙ってところは、昔漁師が鹿を撃つとここで捌いてたようで、それを見た小鹿が母を思って涙したって謂れがあるようで。


水量は細いから、渇水期にはないかもしれないなって思ったけど、今日は流れてるからリュックのカップで水を飲んでみた。冷たくて美味かったよ。



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