2012/09/25

瓢ヶ岳 リベンジ3

でもね、1000mから1500mまで下ってくるとさすがに焦ってきたけど、その1500mの表示から20m先に分岐があって案内表示が見えてきた。
本当に助かったって思った。
喜んで登っていったんだけど、右は宮奥林道、左は奥瓢ヶ岳。だった。

宮奥へ降りていってどこかに中美濃林道の分岐がないかなって思ったんだけど、それは賭。なくて星宮まで降りたら登り返す体力は残ってないし。
ここで疲弊してる思考回路をフルに動かして考えた。
星宮に降りても家に帰れない、としたら、朝行った奥瓢ヶ岳に戻れば道はわかるんじゃないかなって。
でも、ここから1400mは登り返す必要がある。
体力が続かないかも…。
でも、登ろう、ってことで、そこを左に折れて尾根道を登り始めた。
この頃にはハイドロレーションの水はなくなり、ペットボトルの少しの水だけ。
心細かったわ。

で、その分岐から1時間くらいかけて登ると、中美濃林道へ降りる分岐に到達した。
ここで休止。
本当はダメなんだけど、ここでリュックを下ろしてイスを出して座り込んでしまった。
 
そうして、立ち上がって、その道を降りて行った。

そうそう、さっき降りる時に見つけた花。


誰もが名は知ってるはず。
これ、天然のトリカブトの花よ。

2 件のコメント:

  1. 山道に迷うとやっぱり焦っちゃうよね。
    単独での山は怖くないかな!
    山といっても規模によっていろいろなんで、単純
    ではないんだろうげど・・・


    トリカブト! 珍しいねぇ。
    あまり良いイメージがないんだけど。

    花の色が白っぽいけど、普通もっと青い色じゃなかった?
    山中ならどこにでもあるの?
    それとも、ある程度標高のある場所じゃないとないのかなぁ

                           たつくん




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  2. そうなんだよね、たつくんが言うように、トリカブトは青紫系なんだよね。

    でも、ここに自生してたのはみなこんな白系で。
    美並から登ると、青いのがあるのは知ってるんだけど。

    何れにしろ、言われたようにイメージが良くないから、見るだけにしておいた。

    でもね、鎌倉以前の戦いでは、このトリカブトを擂って矢じりに塗って合戦に使ってたって言うから、ますます先人の知恵ってすごいよね。
    そう思わざるを得ないよな…。

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