2014/03/22

高賀山 岩屋

今日は朝、自分の診察とばあちゃんのいろう交換があったので、早くから洞戸に行ってクリニックに。診察等は順調に終って、ばあちゃんを施設に送り届けて。
この時10時半過ぎ、これなら行けるってことで高賀山へ。
いつものように高賀神社の裏に上がって準備して。そこそこの人が入ってるようで8台くらい車があったな。
ただ私の今朝の朝ご飯は、トマト1個だけ。これじゃ持たないからってバナナ1本車に入れておいたんだけど、どこにいったのか見当たらなくて。結局何も食べないで水1本持って上がり始めました。
登山口までの道を力石を見ないで歩いていくと、5分くらいのところで腰に激痛が…。
今日は20lのミレーのザックだから重くないのに、どうしてぎっくり腰になるんだろって不思議だったけど、ここで戻れるようにならないと遭難するかもしれないね。
とにかく歩く度に激痛が走る。それでも登山口に着いて今日の目的地の岩屋を目指します。ここは登山口からかかっても40分なんだけど、結局50分くらいかかってやっと着いた。その間暑いからの汗か痛いからの脂汗かわからないけど、汗かいてた。
そして不動明王が祀られたと言う上の岩屋にはいっていって確認したよ。というのは、先日雪の中登った時に書いたことの検証をするために登ってきたから。この上の岩屋は割れていて隙間が空いてる。これは間違いなく、季節を知るためのだというたつくんたちの研究結果をね。
金山の巨石群にも同じ岩があるそうで、そこの人に見てもらったんだとか。
霜柱を踏みしめながら入ると、地面に光が当ってる。これは間違いないって見上げると、そこにはまぶしい太陽が覗いてた。


太古の昔、先人たちはこの風景を見て季節を感じ、農作業に入っていったんだろう。そしてきっと、秋の彼岸にも同じ風景を見て収穫の時を計っていたのではないかな?


陽のあたる足下には、台座のような平な石があって、ここに仏像が祀られていたのなら、間違いなく彼岸にはそこに陽が当ってたんだろう、それで推し量ったのでは、と思ったね。
それにしても、どうして先人たちは彼岸を知ったのか、それが春と冬の訪れを伝えてると知ったのか。それを考えるだけで太古のロマンをもっと知りたいと思わざるを得ない。
修験者の信仰の山であり、生活の根幹であった高賀山、実に深い山だなと思う。そして、それを教えてくれたたつくんに感謝!



1 件のコメント:

  1. 腰痛を我慢しての登山、岩屋の感動の画像激写に感謝です!

    実は、私も腰痛に悩まされていて通院中。  本当なら一緒に行きたかったのですが。体調の悪さにその気も起きませんでした。

    それにしても、春分の日、岩屋の割れ目から見事に太陽の光が差し込んでいるのが解りますね。

    これで、この岩屋が単なる石の積み重ねと、割れ目が自然に出来てものでないと可能性が高まったということになると思うよ。
                                       たつくん

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