2013/09/30

蝶・常念 7

今日は絶景編ね。

実際には、蝶ケ岳から常念岳へは6時間くらいかかって歩いてるんだけど。今日はその絶景編ね。

まずはこれ。
人は雲の上にいても生きていられる(笑)。


雲海が綺麗だったよ。
そんな世界でも、ちゃんと秋は来るようで、黄葉を始めてる植物があったし。


ウラシマツツジだね。
いたるところで見れたよ。
里に黄葉が下りてくるのは、しばらくかかるかな。

そして、やっぱり槍ケ岳。


とにかく稜線の縦走路のどこからでも見られた。
美しいな。

そんな事をしてたら、ちゃんと常念岳が目の前に現れたし。


この尾根道、行けども行けども着かないって感じがして、実にキツかったな。
でも、青空をバックに、いい感じでしょ。
この空全く修正はしてないから、生のままだよ。

2013/09/29

蝶・常念 6

散歩とコンサートが終ると、我々は17時から夕食。
写真は載せないけど、美味しかったね。暖かいみそ汁とご飯が嬉しい。

そして、まともに寝てないから6時過ぎにはもう寝てたと思う。
途中起きたら8時半、しまった寝坊したって慌てたら、まだ22日だったし(笑)。

そして朝、ご来光。
前日には富士山まで見れたそうなんだが、今日はダメだったね。正面の八ケ岳も見れないくらいだった。
でもね、雲海に浮かんでくるお日様はいいよ。


そして、明るくなると見えてきました、穂高連峰。


そしてお決まりの、ここに登ったら山を辞めてもいいなって思う位の憧れの定番槍ケ岳。


真ん中後ろのとんがりだよ。

この日はずっとこの槍の姿を眺めながら歩けれた。
だから、もっといい写真は明日以降に。

2013/09/28

蝶・常念 5

荷物を寝所に置いてビール片手に外に出て、まずは昼ご飯。夕食が5時からってことなんで、あまり腹いっぱい食べれないから、オニギリを1つだけ。
そして、蝶ケ岳山頂に向かいます。途中にあるテント場も賑わってたな。


このテント場、一人500円だから安上がりになるんだよな。
テントも欲しい気もするけど、高いし。第一荷物が20キロくらいになるから、とても担ぎ上げれないし。テントは軽量化されてるけど、食材も背負わないといけないから。

そして、やっと蝶ケ岳の山頂に。
2677mとたいした高度でないんだけど、キツかったな。
私は標識に絞首刑。


そしてヒュッテに戻ると、水場で会ったギターを持ってた人がコンサートをしてた。


オーナーのお友だちのようで。
下手ではなかったけど、まぁまぁかな。
でも、久しぶりにギターを持ちたくなったね。

歌を聞いて談話室でビール片手に漫画読んでたら、食事の時間になったんだよね。

2013/09/27

蝶・常念 4 

まめうち平から歩けど歩けど、稜線は見えないし。第一森林限界点を越さない。


ところどころ、こんな黄葉は見られるものの、本当に歩くのが嫌になってきたから、最終ベンチという休憩場所で下山してくる人に聞いてみた。
この急登はあとどのくらい続くのかって。
あと30分かなと聞いてどっと疲れた。
ベンチから常念が見えるんだけど、


なんだか、雲がかかってきてる。おいおい、こんなにえらい思いしてるのに、展望はナインかなって考えると悲しくなったな…。
でも、それでも上を目指します。
そしてやっと分岐に。


これにしたがって蝶ケ岳方面に向かいます。
ここでやっと森林限界点を越えたのか、頭の上には空が広がってきた。
そして、やっと稜線にたどり着いて、向かう先に今日の宿が見えてきた。


蝶ケ岳ヒュッテ。
表玄関(写真上方向)へ出てみても、辺り一面ガス。
少し晴れてきたから見てみると、


穂高連峰はこの程度しか見れない。
7時間以上歩いてこれかいなって怒れたけど、翌日の天気も間違いないと確信してたから、予約もしてないヒュッテにチェックイン。
荷物を下ろして、まずはビールです。
これがあるから、アルプスは止められないんだよね(笑)。

2013/09/26

蝶・常念 3

こんなふざけたことをしてるからかな、このあと大変な目にあうとは、予想もしてなかった。

ここからはまた、こんな気持ちのいい道になって、ひたすら高度を稼いでいきます。


本当に噂には聞いてたけど、展望のないコースで。
唯一少しだけ翌日登る常念岳から前常念にかけての稜線が確認できた。
そんな頃、ヘリコプターの音がしてきたんだよね。
よく見ると、わかるかな、常念岳山頂左手の空。


ゴミのようにあるのがヘリコプター。
ネットの情報によると、なんでも山頂で私くらいの年齢の人がこけて、頭をうったとかでレスキューされている模様。
人事ではないんだけど、新聞には載らなかったからそれほどの怪我ではなかった模様。

そして、3時間近く経過して、やっとまめうち平という休憩場所に着いた。
ここで初めて腰を下ろして休んだわさ。
でもね、見ての通り、まだ中間までも来ていない。正直登れるかなと不安になってきてた。よしんば登れても、何時になるかなってね。


2013/09/25

蝶・常念 2

つり橋を渡ると登山道に。そこはこのあたりの里山のような道だった。
40分くらい歩いたかな、力水という最後の水場に到着。


つまりわき水なんだけど、冷たくて美味い。
ここで一緒になった人が、ギターを抱えてたんで、「大変ですね」って声をかけてみた。
そして、何組かに先に行ってもらいまた歩き、こんな階段を上がっていくと…。


居ましたがね、これに会いにこのルートを選択したんだからね。
そう言いながら近づくといきなりガブリとやられた。


必死に抵抗するものの、そいつはペロリと食べやがった。

済ました顔してるから感想を聞いてみた。


2013/09/24

蝶・常念 1

ただいま。
ちゃんと生きて戻ってきたからね、今日の12時半頃に。

で行った先は、想像してただろうけど、北アルプス。
1泊2日で蝶ケ岳、常念岳の縦走に。

先日の通り、11時過ぎに家を出て、一路安曇野まで。
駐車場に2時半頃着くと、止めるスペースがない…。

これは朝の風景。


なので仕方なく、戻って林道に路上駐車して、とりあえず仮眠。
とは言え、どんどん車が登ってくるから寝れたもんじゃない。
明るくなってきたので準備して、6時過ぎに登山開始。
林道を1キロほど歩いて分岐へ。ここには登山指導所があって、登山届を出しました。
登山道の様子を聞くが、先日の台風の影響はないとのことで、安心して蝶ケ岳方面に。
まずはつり橋を渡って、


登山口に入ります。
この橋、こんな感じでシースルー。


おまけに、当たり前だけど揺れる揺れる。
思わず、後ろを歩くかみさんに、静かに歩けと言ったくらいでね(笑)。

でも、下を流れる烏川。とってもいい渓相してたな。


暫く山行記が続きますので、あしからず。

2013/09/21

秋の味覚

今日は秋の味覚の夕食でした。

秋と言えばサンマ。今年は豊漁なんかな?なんかイワシが豊漁って聞いたけど?
本当は刺し身が好きなんだけどね、塩焼きもいい。
そして、ご飯は新米の試食。美味かったな、香ばしくて甘味もあって。

あとのおかずはおいておいても、この2つで十分。

でもね、ビールが飲みたかったな…。
飲みたかったけど、グッと我慢でした。

と言うのは、今夜もう少ししたら遠征に出かけるので、運転出来ないと困るからね。睡魔と戦いながら登山口に着いたらビール飲んで仮眠する予定。
山頂で泊まって月曜は10時間歩いて下山予定だから、家には夜中しか戻ってこれない。だからここは、月曜までお留守。
その代わり、絶景の写真をアップするからお楽しみに!

そうそう、息子がクリを持ってきてくれたから、その秋の味覚は日曜の夕食だね。クリご飯。

ホンじゃ娘がコーヒー煎れてくれてるから、飲んで出かけるね。

2013/09/20

なにだったかな?

なんて名の花だったかな。前に調べたような気もするんだけど。


忘れたと言うかわからないな。
誰か教えて!

昨日は中秋の名月で、それも満月だから撮ってみたんだけ。
一刀斎さんが言われるように話題が被って、当然のごとく彼の画像のほうが素晴らしい。
だってさ、私は600mなんてレンズ持ってないもんな。
手持ちの最大の300mだとあの程度になるし、クレーターも写らないしね。時間的余裕があれば、また違うんだろうけど、今はダメだね。

2013/09/19

中秋の名月

今日は中秋の名月なんだってね。
だからだね、やたら月が目に付いたもんな。

それにしても綺麗に晴れてるから、月も全く問題ないし。
知らなかったけど、中秋の名月といえども満月とは限らないとか。
でも、今日は見る限り満月だね。
余裕があればススキの穂と満月って画になるんだけど、それほど執着してないし。
部屋から丸いお月さんを撮るのが精一杯だったな。
もう少し余裕のある生活がしたいね(笑)。


まるでモノクロの世界だね。

2013/09/18

彼岸花

別名曼珠沙華、または死人花。
呼び名は数々あれど、これだね。


すでに一刀斎さんがアップしてるけど、どうしてもこの時期これは外せないもんな。
お墓近くに咲いてるから、どちらかというと忌み嫌われてる花ではあるけど。

今朝畜産センター近辺で、恒例の白のこれを見かけたから、今日アップしてみた。

嫌われてるけど、私は嫌ってないな。草刈りしてても、これだけは残してるし。
それに、近所の長老曰く、この花は球根なんだけど、その球根近くにはモグラが出ないとか。うちの田はモグラの穴で、春に水が抜けて困ってるからそれもあって、よけいに嫌えない。
まだ咲きはじめだから蟻もついていないし、もっとシャッキってしてたらきっと美しかったんだろうけど、ごめんな私の撮影だから。


2013/09/17

ゼフィランサス

ゼフィランサス。和名タマスダレ。
この時期の花で一番好きな花。


割と見かけるんじゃないかな?
って言うか子供の頃から庭にあったんだよね。
写真を撮るようになって好きになり、種がしっかり出来るから数年前に発芽させてあちこちに植えてみた。けど、意外に長持ちしない。
花壇の端に植えると土留めになるし、いいなって思うんだよね。
でもね、これ葉や茎に毒があるようで、誤飲すると嘔吐なんかするんだとか。
綺麗な花には毒があるってことやね。

でも、今年は種を集めてまた増やそうと思ってる。
種欲しい人は言ってね、とっておくから。


右側の奥に種があるでしょ。
これ明確で大きいからいいんだよね。

よし、今年は増やすよ。

2013/09/16

台風

久しぶりに台風が直撃したね。
今朝の雨のすごかったこと。国道は8時頃通行止めになってるし、もちろん県道もね。
と言っても、八幡に行けないってだけのことで影響はないんだけど。
稲刈りが終れてるから落ち着いて雨音を聞いていたけど、まだだったら一日怒れてただろうね。
風もそこそこ吹いたようでうちの山の杉の木が折れて、中部電力の電線に引っかかっていた。
午後から雨もあがったから、早速手当てに中電の職員が来てくれた。もちろん事前に木を切るからという電話があったけど。


まぁ専属の人がそれなりの道具を持ってきてるから安心なんだけど、本来なら僕が切らなきゃいけなかったかもしれない。
杉は本当に風に弱いから、困ったもんで。ここは毎年数本折れるんだよな。
伐採したいけど、テクニックがないから出来ないでいるんだよね。

で、雨が降った割に長良川はおとなしかったな。


この程度だからね。
3m位平水より増えただけ。

でも、これで鮎は落ちてしまっただろうから、今年は落ちの抱卵鮎は食べれそうにないね。
それが残念だわ。

でも、心置きなく山に行けるから。
何事も都合いいように前向きにとらえておかないとね。

2013/09/15

稲刈り

昨日は疲れてブログ更新しないで寝たよ。

と言うのは、一年で一番大変な稲刈り作業をしたから。
朝はばあちゃんをクリニックに連れていったから始めるのが遅くなって、戻って始めたら恒例の機械トラブル。前日に近所の人が使ってるから問題無いはずなんだけど、まぁ私の操作ミスってことで1時間ほどその手当てで。
結局始めたのはお昼過ぎてたな(笑)。
農協は土日と予約してたから、出来なくても今日の日曜にすればいいんだけど、天気が知っての通りよろしくないから、どうしても土曜に終らせないとと焦ってたよ。
それでも何とか450坪程を終えて、もう一つの同じ面積の田にとりかかった頃に息子が手伝いに来てくれた。ならばと交代して、私は籾をライスセンターに搬入。


彼の作業風景なんだけど、中学の頃から手伝わせてるから機械操作は問題ないし。

で、ライスセンターで土曜のうちに刈り終えるから待っていて欲しいと頼んで。しぶしぶ了解してもらって戻ってきた。

実は数年前にライスセンターの人と大喧嘩したことがあって、それから私はっクレーマーに思われてるかもしれない(笑)。

そんなことで、陽が暮れてもとにかくライトつけて刈り取りをして、センターに持ち込んだのが8時過ぎてたな。もう機械を空けて待っていてくれたから、センター長にクレーマーってレッテルを貼られてるかも…?

とにかく無理やり終らせたから、やっと気が楽になった。
かみさんに言わせると、毎年この時期は私がイライラしてるから、話もしたくないんだって。

で、今日は言われてるほど雨は降らなかったけど、残したら出来なかったという天候だったから、無理してやって正解だったわけで。
雨の隙間をぬって電気柵を片づけたけど、まだうちの田に2、3升はコメが残ってるよ。

欲しい人はどうぞ勝手に持っていって下さいな(笑)。

2013/09/13

郡上徘徊 13

裏にまわると、史跡があった。
まずは、


常行堂跡ってことだけど、つまりは修業道場なんだろう。
そして、


入峯堂跡。
ここから霊山に入るってことかな?

よくわからんのやけど、結論は沢山建物があって栄えてた場所だってことだね。
で、これらは皆、本殿を火元とする大火で焼けてしまったんだろうな。歴史的消失だね。

2013/09/12

郡上徘徊 12

いい加減飽きてきたね。
でもね、この神社それくらい見どころがあるんだよな。

わき水の所から少し奥に入ったところに広場があった。そこには標識が。


そこには、三重塔跡とされてる。つまり、ここに三重塔があったってことだね。それだけでもすごいことだよ。こんな田舎の神社に京風の建物があるとは。
当時の賑わいが想像出来る。
柱の前に石が置かれてるのがわかるかな?


昔の木造建築物には必ず使われてたね、ツクって言うけど束石のこと。
つまり、この石は1000年前には塔の柱を受け止めていたってことになるし、当時からここにあって風雪にさらされてきてるってことだ。それを思うだけですごいことだね。

気がつくと、私は完全に神社の裏に入り込んでた。

2013/09/11

郡上徘徊 11

長滝寺の横にこんなのがあった。


霊泉だとか、本当に千蛇ヶ池から流れてるんだろうか?
千蛇ヶ池とは、確か白山山頂にあり泰澄大師が荒れ狂う蛇を閉じこめた池で、そこには1年中雪が乗っかってる。
まだ見てないけど、そのはずだよ。
とすると、蛇のエキスがたっぷり含まれてるんかしら?

考えてても仕方がないので、飲んでみた。


細いね。
味は忘れたけど、まろやかな味、冷えてはいたからかも。
気に入ったのは、腹薬として親しまれてたってこと。
それはきっと、蛇の効能だろうね(笑)。

2013/09/10

郡上徘徊 10

今日は長滝寺。
昔は神社と寺が一緒になってたんだね。寺といっても真言、天台宗という密教寺だろうけど、仏教的には修験道かな。



日本の多くの神社が明治政府の神仏分離令(正式には神仏判然令)にて分断されたんだろうね。
私の地元の星宮神社からは粥川寺(円空上人ゆかりの寺)が、高賀神社でさえ蓮華峯寺(大日堂・護摩堂)が別のところに移されたんだから。
粥川寺は今はない。神社内にその名残があるだけ。蓮華峯寺は移築され、高賀神社の手前に今もあるはず。
でも、ここが同じ敷地内にあるのは、不思議。分離はされたらしい。境内の左を寺、右が神社ってことらしく、今も段差があったはずだから。山道も右左分かれて歩くんだろうかな。

でもね、禅宗の曹洞宗は今でも白山権現を守護神としているらしい。

曹洞宗は白山権現を曹洞宗大本山永平寺の守護神・鎮守神としています。それは曹洞宗の開祖道元が宋から帰国する前夜に、白山権現が碧巌録(へきがん ろく・中国の仏教書)を助けてくれたという伝承があるからです。今でも毎年夏に永平寺の僧侶が白山に参詣して奥宮の前で般若心経を読誦しています。

ってことは、曹洞宗門徒の私は白山神社に堂々とお参りしていいってことだな。私は地元の白山神社の氏子だし曹洞宗だし。これはまるで、私のために開かれている道とも思えるな。
確かにね、地元の神主さんに、こんな部落(家が現在5件しかない)ところが白山神社とは格式が高いって言ってられたのを聞いた事がある。
これはもしかしたら、うちの祖先様の人力なのかもしれない。
そう考えると、すごいことだ。

2013/09/09

郡上徘徊 9

何も話題がないので、戻るね。

そんなのを見ながら山道を進むと、見えてきたのが拝殿。



う〜ん、やっぱり立派だね。屋根がすごいよ。これが桧皮で葺いてあったら言うことないね。
そしてその奥には本殿が。


屋根は替えられてるけど、築年数が拝殿とは違うようで。
板塀の色がいいね、歴史を感じる。雪が吹きつけて凍みて痛んだって感じがするもんな。
この脇に資料館があるようだったけど、時間がなかったし入館料がいるようだったから覗かなかった。でも、きっと白山信仰の歴史がわかるんだろうなって思うから、白山に登る前に行ってみたいと思うよ。

ここの社殿で、有名な花奪祭りが行われるんだろうね、天井からなにやらぶら下がってたから。
見た事ないから、一度見てみたいんだけど、平日なんでね…。

2013/09/08

稲刈り

毎年そうだけど、9月になると秋雨前線が活発になって雨になる。
今年もそう。台風なんてのも来たし、遠くでは竜巻だしね。

で、また雨雨雨だから、稲刈りが出来ない。
農協の人と話をしたら、おおいに困ってた、予定が消化出来ないから後半に集中するし、と言って、遅れたら胴割れってコメが割れるしね。
うちのコメももう収穫時期になってきてて、本当は今日やりたかったんだけど農協が開いてないから来週の予定。
どのみち出来なかったけどね。

なんで、今日田の様子を見てたんだけど、水がいっぱいある。先週から水が溜まらないように排水口を開けてるんだけど、それでも。おまけに田がぬかるんでる。これだと機械が沈む。
そうならないように夏に干してかちんかちんにしてあるんだけど、こう水が貯まっていたら元に戻るわな。
おまけに倒れてる部分の籾が水没してるから、そこから根が出てきてる。こうなったら不味いコメになるから棄てるしかない。たぶん1俵分はそうするしかないだろう。
田に今日入って起こしてみたけど、とても一人では出来ないし藁も腐り始めてるからダメ。
去年のコメが沢山残ってるから、今年はそれほど獲れなくても困らないんだけど、稲刈りが終らないことには何も出来ない。
だから、明日から暫く晴れて欲しい。

これ毎年思うことで、こうやって毎日イライラしながら生活するのに疲れてきた。
とは言え、周りの田も同じだからまだ救われるんだけどね。

8月の猛暑が羨ましいな…。

2013/09/07

郡上徘徊 8

やっぱり白鳥と言えばこれは外せないね。白山とは無関係だけど、前谷白山神社同様に。


この人達によって、今の郡上があるのかもしれないし、とにかく頭を垂れます。

そして山道を歩いていくと、すぐに新しい東屋のような建物が。


つまり、参拝者のための宿坊ってことになるかな。
それがいくつもあるってことだね。まるで門前町に土産物屋があるがごとく、だね。

そして山道の奥にこれが。


護摩とは、密教や修験道で行われる重要なもののようで、ここ長滝寺は天台宗だから密教ってことになるよね。だから、白山に登る修験者達がここで護摩行をして登っていったんじゃないかな?
この辺はたつくんの守備範囲だから、私はこれ以上は語らないけど。

そして、明日はいよいよ社殿に入っていくよ。

2013/09/06

郡上徘徊 7

展示場を出たのが11時過ぎ。このまま帰ればちょうど12時だなって考えてたんだけど。家に戻っても誰も居ないから自分で餌作らなきゃいけないし、それならもう少し遊んでましょってことで、車で1分のここへ。


まるで剣岳の麓の室堂にある、「試練と憧れ」みたいだなって笑えた。
美濃馬場場、つまり白山の登山口にあたる場所。


長滝白山神社とかって言われるけど、長滝寺。昔は神社と寺が同じ敷地内にあるのが普通のようだからどっちもある。明治になった時に神仏分離で強制的に別けられたはずなんだけどな。地元の星宮神社も、そう高賀神社もそうだね。
てなことで、左側の山道を歩いて入っていった。
途中に案内板が。


色々な建物跡が記されているけど、そのくらい栄えたってことでしょ。
そりゃピークの白山詣での時代には、「登り千人、下り千人」と言われてたくらいだからね。今の美濃禅常道は石徹白杉の所だから、銚子ヶ峰の登山口になるんだけど、本来はここから山に入って朝行った棚田のあたりを通って桧峠を経由して白山中居神社から入り大杉へ向かうというルートらしい。廃道になっているけれどね。

ここには、本当は時間を持って来なきゃダメだろうなって思いながら境内を散策します。