2012/01/28

誕生山

今日は、本当は縦走予定だったんだけど、昨日の雪で諦めてた。
でも、朝10時くらいには晴れ間が出てくるし、そうするとウズウズしてくるから、近くの未踏の山、誕生山に登ってきた。
この山はいつだったか家人と登った天王山の東の山で、標高は502mある。
この二つを縦走することも出来るんだけど、一人だと車をデポするのに困るからここだけにした。




















これは他人さまが撮られた写真だけど、誕生山の遠景。
どっからか見てるんだろうけど、私も。

ひねくれ者の私としては、オーソドックスな極楽寺からの登山道は避けてみたかったから、下渡橋の登山口を目指して家を出た。
でも、急に思い立ったから時間も遅くて、正直どうしようか悩んでたくらい。
で、下渡橋の近くに止めてまず登山口を探したけどない(笑)。
林道を10分くらい歩いたんだけど、わからなかったから、よけいに止めようと思ってた。
でも、それなら極楽寺ってことで、5分くらい車を走らせて、JAの施設の駐車場に車を止めて。
何やら鉄塔があるってことだったから、準備して14番鉄塔の標識にしたがって歩き始めたんだけど、10分もしないうちに14番についたものの、そこからの道が見当たらない。
知らないところで道迷いはごめんして欲しいから、泣く泣く降りていって、草の生えてる林道を登っていった。コンクリートの橋を渡って奥に進むと、やっとあったわ、登山口の看板が。
















よく見ると、尾根コースと東洞コースの2ルートがあるようだったけど、素直(笑)な私は大きな看板に従って尾根コースを登っていった。
ここからは人工林の間を縫うように登山道があって、それは気持ちよかった。
幸い雪はないし、雨上がりの感じだったしね。
10分も登ると下渡橋からのルートと合流して、ここから降りたら登山口がわかるなって思ったけど、車がとりに戻れないからやめて山頂を目指していった。

道は全体として、このあたりの山と同じ感じで、いい感じの道が続いてた。
途中にこんなとこもあったけど、それはそれで、一つのおかずとして許せるしね。
















この時点で12時頃だったけど、汗は確かにかいたけど、風が心地よくていい気分だったよ。


誕生山なんて、おしゃれな名がついてるけど、やっぱりそれなりのいわれがあるようで。
『続ぎふ百山』(岐阜新聞社)には、「天若彦命(アメノワカヒコノミコト)と下照姫命(シタテルヒメノミコト)との間に生まれた御手洗比売命(ミ タラシヒメノミコト)生誕の地」と書かれているとか。『山名ルーツ大辞典』(竹書房)には「天稚彦命の召使、天探女を祀った山」とある。

つまり、このあたりは、麓の大矢田神社が物語ってるように、いわれのある土地ってことだね。それに、前に古墳の様子をここに書いたけど、地場の豪族も力を持ってて裕福だったってことが頷けるし。でもね、こんな奈良時代以前の歴史を言われても面白くもないなって思った。
ただ、地元では人気の山だし、トレーニングにはいい感じの負荷のかかる山だったよ。
だってさ、気持ちよかったもん!

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