ハイドレーションを咥えているがごとく、水分を補給し続けます。そして、2つ目の塩飴を口に放り込んで歩きます。登りほど筋肉にくることはないですが、それでもザレテますからスリップしないように踏ん張ります。足の親指の爪が痛くなってきます。もう少ししっかり下山用に靴紐を締めるべきでした。
ハイドロレーションの水は、家に戻ると500m程度しか残っていませんでした。
1.5l飲んだことになるんだね。
そして、樹林帯に入り直射日光からは逃げれました。が、風が相変わらずなく蒸し暑くてたまりませんでした。時折吹く気まぐれな風が、心地いいのっといったら、天国のようでした。
せっかく稜線の風で乾いたシャツも、また汗で濡れます。
この樹林帯が、異様に長く感じます。疲れがそうさせてるんでしょうが、緑が癒してくれているはずですが、感じられません。
それでも、1時半頃には登山口に到着しました。
そこから舗装された林道を歩きます。
実にこれが、わからないだろうけど、山から下りた後は味気ないんですよね。
とぼとぼと、本当に足を前に出すという作業を繰り返して、なんとか車までたどり着きました。