2013/05/20

三角点

山に登ると、まず決まって三角点にタッチする。
ここ池田山は二等。
でも、二等は15センチ角だから立派な点なんだけど。
何故か角が欠けてる。


もちろん三角点ハンターの私としてはタッチはした。
でも、いささか興ざめ。
この点は、今は国土地理院の管理下。その昔は、距離やら標高を測るための大切な物なのに、どうして欠ける?
石は御影石が基本だから頑丈なはずなのに。ハンマーとかで叩かない限り欠ける事は無いと思うんだよね。まぁ、今の時代だから点がなくても測量は出来るし、googleのように衛星を使う手もあるから、問題ないだろうけどね。
知らないと思うけど、このてっぺんに十字が描かれていて、それが東西南北を指すと聞いた事がある。
高賀山だったかで、コンパス載せて見た事あるけど、違ってたね(笑)。

これは地上には20センチも出てればいいほうなんだけど、実は90センチくらい地中に埋まってるんだよ。
古くは明治時代に郡の要請によって正確な日本地図作成のために、あちこちに埋められてる。そして、そのための苦労は、「剣岳 点の記」という映画に詳しく描かれているよ。
一度見る価値はある映画だよ。

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