2016/05/25

姥ヶ岳 9

休憩が終ったら下りるだけ。林道を下りて登山道に戻って無事駐車場に。
ここは平家平。文字通り平家に関係する土地だよ。

源氏(義仲)に破れた平家の落ち武者が逃げ落ち延びたのがこのあたりだとか。
平家平に落ち武者が村を造り再起を狙っていたんだろう。そう言えばここから温見峠を越えた岐阜側も平家の落ち武者伝承があるな。

駐車場から少しいったところに、平家が財を隠したと言われる平家窟があると云う事で探してみた。林道を上がっていき左手に小高い丘に向ってふみ跡があるから進んでみると(ちゃんと地図見て判断してるんだよ)道が消えてる。
戻って奥へ進むもダメ。不親切なんだよね、案内何もないし…。

再び僕だけその丘に向って薮こぎしていくと、何やら看板がある。危険、立ち入り禁止だって。
そこへ登り上がると洞穴が見える。人一人分のスペースしかない小さな入り口。


ね、洞穴だよ。これが平家窟なんだ。
中をこわごわと覗いて見ると、


ロープが垂れ下がってる。そして、アルミの梯子があるよ。
下りられそうだけど、下りたら二度と地上に戻れない気がしたからここで良い子は止めておいた。
下りても蝙蝠に突かれるのが関の山だもんな…。

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