2016/05/31

籾糠山 4


オオカメノキです。上には群生してたけど、ここのは終りかけ。ヤマアジサイとは違うからね。

そして足下に出現!


これが一番いい状態だったかも…。
なかなかなくてね。


エンゴサクのようにみえるんだけど、ラショウモンカズラって言うよ。
開くともっと綺麗なんだけど、咲き始めだからな。


本当は白い花が咲くんだけど、この姿しか見たことないんだよな。
一度見てみたいけど、雪が残る時でないとみれないかもしれないね。
それはいいから、今度からは葉っぱの上のゴミだけ取って撮影しなさい、って一刀斎さんがPCの向うで唸ってるだろうな…。

天生湿原の木道を歩くだけで、ここまでの花に出会えたよ。
ミズバショウは残念だったけど、まずまず満足。
あとは、あれを探さないといけないね。

2016/05/30

籾糠山 3

花一杯のルートだよ。
でもね、ほとんど白なんだわさ、それが難点かな。


まずはちっちゃいけど、ゴゼンタチバナ。赤い実になるよ。


こっちは、マイズルソウ。

そして、

ミツバオウレン。
先日の姥ヶ岳で見れなかったオウレンの花だね。

こうやって花の撮影するために立ち止まるから、進まないんだよね。道はアップダウンが少ないから、余計に疲れなくてよかったよ、ここいらまではね。

明日も花だな。

2016/05/29

籾糠山 2

熊の看板を見て山道へ入ります。
すると、



熊よけにこの一斗缶を叩いて音を出して熊よけにしてるんだけど、これって結局は熊にご馳走が来たよってお知らせしてるとしか思えないんだよな…。

そして分岐につき、西廻りで天生湿原を歩きます。
すぐ目に付いたのがこれ。


北アルプスではよく見かけるんだけど、コバイケイソウ。
有毒だから鹿も食べないんだよね、でも彼らには何故わかるのかを知りたい。

そして木道の足下には、ツバメオモト。


この湿原のミズバショウは終ってたな。
ショウジョウバカマがこれからのようなのに、それより早いんだね。
雪が少ない冬だったから仕方ないか。


2016/05/28

籾糠山

あそことは、この時期の定番である籾糠山。
ちゃんと行ってきたよ。関を5時半出発。白川郷からの天生峠は、昨日の夕方冬季閉鎖が解除されたから、白川郷からね。
河合町から行こうと思うと、高山経由になるから時間がかかるし、助かったわ。

8時前に駐車場に着いて準備をして、いつものように上がっていきます。


ここで整備協力金500円を払って登ります。

これも定番だね。


うん、今日はまさかってことがあるといけないから、熊鈴を2個付けてるし、ラジオも持ってきてるから万全だよ。

そして、整備された道を天生湿原の分岐まで歩きます。40分って書かれてるんだけど、20分程で到着です。
ここで山シャツを脱いでTシャツ1枚になって、虫が多いだろうなってことで蚊取線香に火を点けてぶら下げて歩くことにします。
目的は山頂でなく、高山植物の花だからね。

そして、そこまでの道でまず出迎えてくれたのが、ウワミズザクラ。
これは家の周りでも見かけるから高山ではないけど、1月くらい季節が遅れてる気がしたな。



2016/05/27

花畑

一刀斎さんが、昨日のブログでこの時期は花がいいな〜って言ってる。
確かにね。花はいい。

情報によると宇津江のクリンソウが見頃のようだし、でも、まだまだミズバショウもサンカヨウも見たい。となると、あそこしかないな…。ミズバショウだったら富山県境まで行けば来月でも足下に一杯見れるけど、とりあえず明日はアソコヘ行ってきてミズバショウがダメだったら県境へ行って見るかな。

と、想像するのはたやすいけど、どっちにしても熊さんのお庭歩くわけだし、それが問題だね。

さて、明日無事に戻ってきてたら、ミズバショウの写真をアップ出来るかもね。
期待しないで待っててね!

2016/05/26

姥ヶ岳 10

長い事引っ張ったな。初めてだね。

平家窟の見学も終え、車に戻り温泉を目指します。
細い林道を下りて行くと、朝には気付かなかった滝が見えます。



斜めに見えるけど、ちゃんとまっすぐ撮影してるんよ。
谷倉の滝と言うそうな。
落差60m 案内碑には地元民を癒していたと書かれてたから、きっと平家の落ち武者達も眺めてたんだろうね。
そりゃ、生きていくためには水が必要だから、これがあれば住み着こうと思うもんな。
滝があれば川がある、そこには魚がいる。水があれば植物は育つ、いや育てられる。
生きていけるもんな。

こんな奥地に歴史に彩られた、花の楽園があるとは知らなかった。昔能郷白山に登った時に教えてもらってた山だけど、実に良い山だね。
そこそこ山歩きが出来て花があれば言うことなし。

それもこれも、雪深い岐阜と福井の県境にある秘境だからだろうね。
こんな山ならいつでも登りたいよ、あ、熊は要らないけど…。

2016/05/25

姥ヶ岳 9

休憩が終ったら下りるだけ。林道を下りて登山道に戻って無事駐車場に。
ここは平家平。文字通り平家に関係する土地だよ。

源氏(義仲)に破れた平家の落ち武者が逃げ落ち延びたのがこのあたりだとか。
平家平に落ち武者が村を造り再起を狙っていたんだろう。そう言えばここから温見峠を越えた岐阜側も平家の落ち武者伝承があるな。

駐車場から少しいったところに、平家が財を隠したと言われる平家窟があると云う事で探してみた。林道を上がっていき左手に小高い丘に向ってふみ跡があるから進んでみると(ちゃんと地図見て判断してるんだよ)道が消えてる。
戻って奥へ進むもダメ。不親切なんだよね、案内何もないし…。

再び僕だけその丘に向って薮こぎしていくと、何やら看板がある。危険、立ち入り禁止だって。
そこへ登り上がると洞穴が見える。人一人分のスペースしかない小さな入り口。


ね、洞穴だよ。これが平家窟なんだ。
中をこわごわと覗いて見ると、


ロープが垂れ下がってる。そして、アルミの梯子があるよ。
下りられそうだけど、下りたら二度と地上に戻れない気がしたからここで良い子は止めておいた。
下りても蝙蝠に突かれるのが関の山だもんな…。

2016/05/24

姥ヶ岳 8

ここはバイケイソウの宝庫だね。
コバイケイソウかどうかわからないけど、葉っぱは間違いなく。


それによく肥えてる。
ニリンソウも沢山咲いてたんだよね。


これだけ花が楽しめたら言う事ないし。

こんなのもあった。
石の上のコケの中からミヤマカタバミが宿り草してるんよ。


これって、山野草展に出展したら人気出るよ。

でも、僕としてはこっちの方が好みだね。
ここでなくて、もう少し上のほうで見つけたんだけど。
これもミヤマカタバミ。


腐葉土に根付きました。ってところだね。

2016/05/23

姥ヶ岳 7

ブナ林で昼食後オウレン畑を見ながら下りて、オオトチの木を見学。この山の名物だそうで。
朝横切った林道を下りて行きます。

ベンチがあって休憩適地だったな。
ザックを降ろして早速見学です。
上がっていくと、目の前に大きな木が…。


由緒書きによると、


って書くのも面倒なんで、これで読んでみてな(笑)。

そりゃ立派だって。
目先の欲を棄てて、住人が立ち上がらなきゃ残らないってことだね。神木化するのが一番かもしれないな。
あちこちの山にこういう謂れのある大木がある。
あるのはいいけど、こんな豪雪地帯で折れる事なく育った生命力に感服!

ね、いいでしょ。
久しぶりに気に入ったのが撮れたよ。


2016/05/22

姥ヶ岳 6

ご飯を食べてると、さっき下りてきた時にすれ違ったカップルがもう下りてこられて。
あれ???って思ってた、だって15分くらい前にすれ違ったんだもん。
我々には見向きもしないで足早に通り過ぎて行かれるし。
すると山頂でお話しをしてた八幡の方が下りてこられてベンチに腰掛けて昼食の準備に。その人の話によると、さっきの二人はミズバショウの群生地で熊を見かけたってことで慌てて下山されていったんだとか。あの足早なのは納得出来たけど、我々もそこで少し立ち止まって花を眺めてたんだよね。分岐から湿原の奥に入って行ったんだけど、ぬかるみがひどいから戻ってきたんだよね。私は行かなかったけど。どうもそのあたりにいたようで。すると同行者の女性が、そう言えばうなり声聞いたって言うし…。
この日は熊との遭遇が怖かったから全員熊鈴付けてたんだけど。

どうやら熊さんのお昼寝の邪魔したようでね。
山深いところはやっぱりいるんだね。

今週末に行く山も花は綺麗なんだけど熊の庭を歩くようなもんだから、気をつけないとな。

2016/05/21

姥ヶ岳 5

山頂から笹をかき分け進むと展望地へ。
見えるのは奥美濃の雄 能郷白山。


ここもいい山だから、今年は登らなきゃ。
レポは今暫くお待ち願います!

山頂に着いたけどまだ時間が早いし、おやつを食べて帰ろうかなって。
すると現れたのが単独の人で、話を聞くと八幡の方だとか…。
まぁ八幡から来る事はないのにって思いながらも、自分も同じだしな(笑)。

再びカタクリを見ながら歩き、ミズバショウ群生地で一息。
分岐があるから他の人が入って行かれたけど、湿原で歩けないって戻ってこられたよ。

そして、ブナ林のベンチへ。
ここでお昼ご飯。
私はいつものカップ麺とおにぎり。
こんな粗食でも山では美味い。

珈琲を飲みながらみなで森林浴です。


2016/05/20

姥ヶ岳 4

でもね、そんな薮こぎでも光はさすんだね。
あるだろうとは思ってたんだけど、前を歩いてる女性が振り返って、
「takiさんの彼女が一杯待ってるよ!」って。
ここでも僕の彼女がバレてるね…(笑)。


もう春が来たって狂喜乱舞だね。
そのくらい沢山のカタクリが迎えてくれたよ、嬉しかったね。

そしてそこを抜けると山頂へ。


正式なプレートは壊れてて字が読めないから。

そして、山頂から切り開かれてる方向を見ると、荒島岳越しに白山が。
百名山が並んでるよ。


手前真ん中の山が荒島、その奥の白い山が白山。

いいねこの風景って。

2016/05/19

姥ヶ岳 3


そんなブナの林を抜けると目の前にミズバショウの群生地が出現。

今年初のミズバショウ。まだまだ盛りだったね。
この白い部分は花弁でなくて苞なんだって。

それをすぎて登り上がると、山頂が近づいてきます。
でも、登山道が潅木に覆われて薮こぎ状態になります。



こんな中を歩くんだけど、中途半端に横に延びた枝に頭ぶつけて痛い思いしたり、意外いに大変だったな。

でも、薮こぎ嫌いじゃないんだよな…(笑)。

2016/05/18

姥ヶ岳 2

昨日は別のブログ書いて、ここ更新しないで寝てしまったわ。
今日はちゃんと更新するから。

さらに進むと、突然目の前に足下に出現しました。
この子ね、


サンカヨウ。高山植物の一つで、清楚で好きなんだよね。
それが一面に見られた、もう結構ってくらいね。こんな群生地はめったにないそうだよ。

そしてエンレイソウ。終盤だけど。


これも高山植物。この辺の里山では見れない。そうだね、銚子ヶ峰くらいでないとな。

そこを越えるとブナの林が美しい。
花もいいけど、こういう春を感じさせるのもいいもんだね。




そしてこれは珍しいかも。
カタバミのピンクバージョン。
とにかく、花が一杯の山だね。なかなか前に進めないもん…(笑)。

2016/05/16

姥ヶ岳

先週の登山記になるね。

サブタイトルを付けるならば、『山姥伝説と平家落人の山』となるかな。
福井県大野市。登山口は揖斐の温見峠の福井県側。能郷白山の隣になるね。
美濃市から2時間かかるし、遠いよ。

さて。


平家平、源氏に破れた平家の残党が逃げ隠れ、このあたりに集落を作って住み着いたとか。
そうそう、この時期のここいらは熊に注意なんだよね。だから、全員熊鈴持参で歩きます。
歩き始めてすぐに、


オウレンが迎えてくれたよ。雪が消えると同時に開花するようで、花は見れなかったけど。

そして、ブナ林の中をマイナスイオンを浴びながら歩いていきます。
山に暮してるけど、気持ちいいんだよな。


2016/05/15

佰華

昨日は田植えを終えていそいそと出かけたよ。
恒例のたつくんとM教頭先生との飲み会でね。

関市弥生町にある居酒屋佰華へ。

1年に一度の会。
嬉しいけど、まずの挨拶が、あそこが痛いとか痒いとか、仕方がない話でね。

僕は農作業後で心地よい疲れに抱かれてるからまずは飲むよ。
生で乾杯、そして焼酎だね。

口取りのあとは、刺し身。


そして天麩羅。


まぁ、二人の話は難しいよ。
武儀町あたりの仏像は、わからないし。だいいち地名が???

でもね、この二人は同級生なんだけど、嬉しいよね。地元の事を考えて、残そうとしてるんだから。
高賀山界隈のことは、この二人に任せておけばいいかなって思うんだよな。

それに比べ郡上市は、個人の研究はみられるもののNPOとかの活動がない。
それが残念だね。
3時間弱、おおいに飲んで語り合って刺激を受けた楽しい集まりでした。
来年も出来るといいな。


締めはお寿司ね。

2016/05/14

田植え

先ほど田植え終了。
欠株とか多少の問題はあるにしろ、田植えが終った。
と言う事は、水管理の始まりってことや、それがまた大変。普通は朝早くに入れて、ってのが通常なんやけど、私は会社行かなきゃいけないから出来ない。なので、家に夜帰ってきてその足で入れ始めて、寝る前に止める。そんな生活。
これだとせっかく昼間暖まった水を冷たくしてしまうから稲にとってかわいそうな気もするんだけど、水入れない方がもっと悲惨になるからね。


9月まで4ヶ月間、ガンバルベ。

楽になったから、山に行きやすくなるし。

さ、今夜は楽しく飲むよ!

2016/05/13

カントリーライド 8

さて、石碑から先は良さげな道。


このままだったら自転車で走れるなって思って、自転車で突入とします。

でも、すぎに道は険しくなってきて下りて押す事に…。
そして、こんな風景が目に飛び込んできます。


なんとかやり過ごして進みますが、ここから先はこんなところの繰り返し。
30分経過しても同じなんで、一休みします。
少し落ち着いた頃、耳に高速を走る車の音が聞こえてきました。それも耳下で。
母野トンネルの上を通っているのは知っていたので、もうすぐだなと考え、登っていきます。するとスイッチバックの道になり、目の前の稜線から空が臨めるようになってきました。そして、やっとの思いで黒地峠に到着です。この峠は歩いているので知っています。
お地蔵さんに頭を下げると、怒られてる気分になります。



実際怖い顔してるもん!

ここは峠、当然分岐です。
大休止しながら考えました。

北は更なる高みへの道。
東は上がってきた道。
南は、稜線をトレースしながら僕の私有地に入って家の裏にたどり着ける。
西が本来の郡上街道。

思案の結果、一番近い郡上街道を下りることにした。



こんな感じのいいところを自転車に乗ってみたんだけど…。
結果は左側にコケて木に引っかかって滑落はしなかっただけ。

そして、やっと出口へ。


母野トンネルの北詰(登り側)。
つまり、郡上街道は、高速道路によって分断されてしまったってことだね。

ここからは高速の工事用の林道を下りて県道へ。あとは家まで10分。

ながながとおつき合いありがとうございました。

これで終ります。
でも、黒地峠は歩いてもいいなって思ったよ。

2016/05/12

カントリーライド 7

須原神社を出て旧国道へ入ります。
ここの山(156号線は須原トンネルが走ってる)の尾根伝いに郡上街道は続いてるそうな。


ここから上がるのね、でもこの山猿と猪が多いんだよね。走ってる旧国道って僕の通勤路だもん、朝晩によく彼らに遭遇するもん。
それに、今は歩かれないから道もないだろうし、尾根の下り口へ向ったのよ。
工業団地の脇を通り上河和大橋に着きます。ここが尾根の終着点。
振り返ると、


須原神社の御山である鶴形山が正面に。ここから見た姿がツルに見えるってことでその名が付いたようです。見えるかな?
2回登ってるよ。

橋を渡り河和地区を通り過ぎ途中の自販機でビール買おうと思ったんだけど、販売禁止のよう。
仕方ないのでそのまま進み着いたところが早松神社。


ここが美濃市側の街道の最終地点。須原神社に宿坊がなかったと思うのは、この神社にはそれがあって、栄えてたと聞いてるから。実際そこそこの規模の神社だしね。
ここから霊泉寺さんの前を通り山に向うと左手に。



前にここに載せた事歩けど石柱には『郡上道』と記されていて、そこから山道が続いている。
さぁここからが一番の難所。
私はここから黒地峠を越して郡上へ向います。