誰もが、目にしたことのある風景(花)じゃないかな。
10月頃に盛りを迎える「背高泡立草」
在来種でなく、帰化した菊科の植物で、明治時代に持ち込まれたとか。
これの群生はそれなりに圧巻なんだけど、どうして群生するのかって秘密があって。
これ自体が他の植物の生長を抑える物質を根から出すために、知らず知らずに他の植物が絶えてしまうからだそうで。
実際、うちの周りにある耕作放棄田にも雑草とともに知らないうちに生え始めてて。
花粉症を起こすと言われるほど花粉も出すからかもしれないけど、子どもの頃は見たことなかったからね。
この時期の花だからススキと共栄してるんだけど、僕の好きだったススキの原っぱが、今年気付いたら背高泡立草ばかりになってたもんな。
でもね、こいつちょっと抜けてるところがあって。
群生すると自らがその物質のために、勢力を衰えさせるんだって。
でないと、至る所にこいつが存在することになるもんな。
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