2009/11/17

変哲もない




これは、何の変哲もないただのゆず。
ちょうどこの時期の柑橘類。
これ自体を丸かじりにするわけにいかないから、調味料というか香りを楽しむように使ってるよね。
そして、冬至にゆず湯。
身体が芯からあったまるしね。

で、どうしてここに写真を載っけたかって言うと。
この木を植えて既に十年くらい経過してるんだけど、今年初めて実を付けたのよ。
それも12個も。
そりゃね、「桃栗三年、柿八年、梅は酸い酸い十三年、柚子は大バカ十八年」って言うくらいだから、結実が遅いのはわかってるけど。十年はないやんね。
だから、今年実をつけなかったら切ろうかなって思ってたくらい。
ある意味、他人にとったら変哲もないゆずでも、僕にしたらそのくらい思い入れがあるってことなんだけど。
どこかに、あまり肥料をあげると木を大きくすることを考えるから結実はしなくて、肥料をからして枝を切ったりして苛めるくらいにすると、子孫を残さないとと思って結実するって聞いて実行したりもしたんだよ。
ある程度いじめることで美しくなる女性、ようなもんかな。
でも、それが結局今年までかかってしまって。
昨今は、まわりに春の天ぷら用にタラの木を植えてあって、そっちの勢力が強いから焦ったのかもしれない。
これで毎年結実してくれればいいんだけど。
それは来年にならないとわからないよね。

とりあえず今年は、ゆず湯を楽しむことにするわ。

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