2017/07/01

青葉山を降りて 2

泰澄大師のこと、少しだけ触れておくね。


泰澄大師とは、奈良時代に活躍した修験僧で、白山を開山した人として知られてい
る。
正一位大僧正を天皇より賜ったとされているが、中央の記録にはほとんど登場しな
いという、不思議な人物ではある。
福井県の産まれのため、この青葉山を開山したのも理解できる。全国に2,000以上
ある白山神社は、彼の白山信仰がもたらしたといえる。
また岐阜にも足跡が残されており、身近なところでは美濃天王山下の大矢田神社近
辺は、彼が開基している(が、神社でなく寺として天王山禅定寺を建立している)
し、須原三山を巡った後に寄った須原神社は彼が建立している。
と泰澄や白山信仰等々を語り始めると止まらなくなるので、この辺りでやめておき
ます。

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