2017/02/12

山の講

何度もここで書いてるけど、今日は山の講。
山の神様のお祭で、女人禁制なんだよね。だから男の子が普通はお祀りするんだけど、子供いないからおっちゃんがやってる。とは言え、僕が一番若手なんよ…(笑)。

山の神様だから、山ヤとしてはねんごろにしなきゃいけないんだけど、山を守る神ではないんだよね。
農業の神で、2月11月にあるんだけど、2月は山の神が里へ降りて来るようにお祈りして、今年の豊作をお願いする。そして、農作業の終る11月に戻ってもらえるようにお祀りをするのが正しい解釈。知らない人が多いだろうね、僕は学んだから知ってるだけ。

で、写真のようにイワシを飾ってる。本来はオコゼっていうテンプラにすると美味しい魚を飾るんだけど、高価だし岐阜では手に入らないからイワシで代用してるんだよ。

祠に飾られてるのがタイとかウマとか言われてるけど、しめ縄の代わりだと思うな。柱聯縄って思えなくもないけど、それはそれで飾るから。
ここでの注意は、柱聯縄がそうなんだけど、左縄でなうことにある。
知らないだろうな、普通の人は。
田舎人の知識だわサ!


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